秋祭り

ー月ー
私達は長野県長野市に住んでいます。

9月下旬から10月の初めにかけての長野の夜。
9時、10時になると急に花火が上がったりする。
しかも週末でも無いのに。

さすが・・・神社仏閣だらけの街だけの事は有りますね。
其々の町内で秋祭りが行われます。そして町内を巡った
お神楽が神社に戻った時に花火が上がるようです。

そんな生活の中で守られて来た歴史の無い所で育った私には
それはそれは 新鮮な状況、そして光景。

ひょんな事から・・・
今年からkaoと私は、町内のお神楽保存会に入る事となりました。
kaoは獅子舞、私は笛・・・を目指すと思います。

今秋は、そのメンバーとして初めてのお祭りでした。
まだ何も出来ないので 提灯を持ってお神楽と歩いただけですが。

暗い道中に響く笛太鼓。
呼んで頂いたお宅やお店に上がり お獅子が舞います。
暗い町内を巡る・・・真っ赤な提灯が飾られていたりして、そこは幻想の世界。
私にとっては、絵本・おっきょちゃんとかっぱに出てくる河底のお祭りそのもの。
そして境内の出店の明かりの中に戻って来るお神楽の行列。
3つのお獅子が並んで舞いを披露!
           ・・・こんなクライマックスを迎えます。

各地の派手なお祭りとは また全く違ったしみじみといい感じ!
うきうき気分のなかに 渋く大人の世界を感じました。

見る側、やる側
まるで見え方が違うのです。どんな世界もそうですね!
何かに一歩踏み出す事のわくわくな気分。新鮮な感じ。
たとえ3日坊主でも その時素敵な事に触れられれば・・・。
(お神楽は せめて3年坊主を目指します!)

今まで、さしてお祭りに興味の無い私に
             こんな素敵な世界を感じさせてくれて
                          感謝です。